覚醒・悟り

瞑想道場の体験記③

こんにちは!

スピリチュアルカウンセラーmikiです。

瞑想道場の体験記、続きますよ~

さてさて・・・3日目からは一人部屋で落ち着いて瞑想に入りました。

今までの人生を回想していきます。

軽く眼を閉じて深い呼吸になっていく。

ざわざわしていた頭の中が静かになっていき、外の音が遠ざかっていく。

身体はそこに座っていますが、意識はだんだんと広がって自由になっていく感覚。

さあ・・・どこの過去にフォーカスしましょうか・・・

するといきなり1歳頃のまだよちよち歩きの自分の姿が出てきました。

その当時私の実家は、車の部品を修理する工場を独立して始めたばかりでした。

父が経営者になり母や祖母が支え、祖父や叔母や従業員もひとつ屋根の下で暮らす大所帯となっていきました。

まるで「ALWAYS 三丁目の夕日」の鈴木オートみたいな感じですかね。

世の中は高度成長期真っ只中で、特に自動車産業はうなぎ上りで注文が次々入ってきます。

工場も建てて、姉と私を入れると10人家族!

住まいも増築して、私が1歳の頃はもうてんやわんや!の時期だったのです。

そんな目のまわる忙しさの中、やはり無理がたたったのか・・・

祖母が体調を崩して入院しました。そしてその後間もなく一家の大黒柱の父も倒れて入院してしまいました。

祖父は元々調子が悪かったので、様々な責任が母にのしかかってきたのです。

1歳の私はまだまだ母と一心同体のような感じでしたから、母の心の内がダイレクトに伝わってくるんですね。

元々心配性な母・・・

こらからどうなっていくのかわからない不安や絶望感は、それはもうすごかったことと思います。

まだ赤ちゃんだった私のお世話は、当時中学生だった叔母がしてくれました。

そんな叔母も生まれつき片方の脚が不自由で、今思えば多感な時期にお母さんが入院してしまい不安だったろうな・・・と思います。

人は7歳までに思い方の基礎を創ると言われています。

私の場合は、この1歳の時の家族のピンチが思い方の基礎に大きく影響していると感じました。

大人になっても時々襲ってくる得体の知れない不安や絶望感・・・

これって一体何だろう・・・??

瞑想中にその時代にフォーカスして、起こった出来事やそれぞれの心の中。

それを感じていく中で、長年の謎が解けていきました。

「ああ・・・この絶望感は身近な人から吸収したものだったんだ!」

3日目で瞑想のコツをつかんで更に深く入っていくのでした。

今日も来てくださり ありがとうございました虹

-覚醒・悟り